気分は「走り屋」？ RX-7専用レーシングゲーム
DRIVISMは、スポーツカー「マツダRX-7」で周回タイムを競うレーシングゲームです。美しいグラフィックとリアルな挙動に加え、ゲーム専用機のレーシングゲームのようなシンプルな操作でゲームを楽しめます。1台だけで走行する他にコンピューターが運転するライバル車とも対戦でき、ちょっとした走り屋の気分を味わえます。
DRIVISMを起動するとタイトルと共にゲームモードの選択画面が表示されます。モードは、1台だけでコースの周回時間を計る「タイムアタック」、制限なしで自由に走行できる「フリー走行」そしてコンピューターと対戦する「COM対戦」、記録済のレースを再生する「リプレイ」から選択します。ゲームに登場するRX-7は、6色の車体カラーから好きなものを設定できます。走行するコースは、山あいの峠を模した3種類のコースと三角形の周回コースから選択しましょう。コースを選択すると画面が切り替わり、レース開始です。
レース画面が現れると、カウントダウンなどの予告は一切なくスタートします。キーボードのXを押して車を出発させましょう。ハンドルはカーソルの左右キーを使います。運転しながら、リアルなグラフィック表示の景色も楽しみましょう。グラフィックだけでなく車の挙動もリアルで、スピードを出し過ぎてカーブを曲がろうとすると横滑りし、急発進しようとするとタイヤが空転して煙を上げてしまいます。RX-7の実際の挙動とは異なるようで、運転のコツをつかむのに苦労するかもしれません。
DRIVISMでのレース中はコース全体を示すマップが表示されず、どこを走っているのか分からなくなってしまうことがあります。本当の運転でもカーナビを搭載しない車と同じ状態なのですが、ちょっと不安になるかもしれません。
DRIVISMは美しいグラフィックとリアルな挙動が特徴のレーシングゲームです。個人でここまで高い完成度のゲームを開発し、しかも無料提供であることに敬意を表します。
